終わりの街の終わり


companion

インワールドの最後の景色がこんなだったら素敵だな。



終わりの街の終わり / ケヴィン ブロックマイヤー


物語は、死者がある街にたどりつくところから始まります。
死んだ人は、誰か生きている人の記憶の中に残っている間だけ
その街で暮らすことができます。生きている誰も自分のことを
覚えていなければここでも生きていけないのです。

そして、どうしてこんなに心に残っているのか。といえば。

ちょうど「終景手帖」を作っているときに、インワールドで
友達とこの話をしたから。

「ねお、もしかしたらさ。あたしたちがここにいるのはさ。
RLからここに繋がってるんじゃなくて。もしかしたらさ、
ほんとはあたしたちこの世にはいなくてさ。誰かの記憶のなかの
あたしたちがここにいて。こうやって遊んでるのかもね。」

そんな話を長いことしていました。
そして、その友達はRLに帰って行きました。
帰っていったのか、
彼女を覚えている人がいなくなって消えてしまったのか。

ううん。やっぱり。
彼女を覚えているひとは確かにいるから、帰っていったのでしょう。

また、どこかで。


on reading

on reading

インワールドで本を読むときはその本の感触を確かめたくて、
こんなポーズをとっていることが多いデス。
ページをめくる感触も、紙の手触りもここにはないのに
自分のアバタが本を読む姿勢をしているだけで
満足度が増すのはとても不思議です。



André Kertész (アンドレ・ケルテス) という写真家が
サブジェクトと同じ題名の写真集を出しています。
(というか、あたしがパクったんですね)

写真は詳しくはありませんが、写真集を眺めるのは大好きです。
André Kertész にかかると、どこにでもありそうな風景が
非常に魅力的なアート作品のように切り取られてしまいます。

そんな素敵な写真家の作品の中のひとつ、" on reading "。
老若男女、さまざまな場所で本、新聞、雑誌、メモを読む人たちを
背景と一緒に切り取っています。

でも、残念なことに絶版です。

欲しいと思ったときはすでに絶版で、
そうしたらどうしても欲しくなって、
海外の古本屋までネットで探したのに、
結局北海道の古本屋にその本はありました。
もちろん、今手元にあります。


そうそう。
昨日、香りの物語を読んでいただいた方から
感想をいただきました。
うれしくてw。
おもわず本を読み返してしまいました。

もちろんいつものポーズで。

どうもありがとう。






Andrew Wyeth Autobiography

Andrew Wyeth 1917/7/12-2009/1/16


亡くなってしまいましたねー。

今日のタイトル "Andrew Wyeth Autobiography" は、
本人が自分の絵を解説している画集です。



週末に、故人を偲ぼうとAMさんのリージョンに行こうと
思っていたのですが、なぜか行った先は砂漠でした。

sunset

スギャーマ博士の動物図鑑














好きな図鑑があります。
どこかにある島にいる素敵な動物達の図鑑です。

インワールドでも不思議で素敵な動物を見かけますが
未だ、彼らに出会えたことはありません。

きっときっと、どこかで会えるのではないか、
と密かに期待しながらインワールドの散歩を楽しんでいたりしてw。

博士は植物図鑑も発行しています。
こちらも必見。

illusion

needs no words

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに