本というものは「読む」前にまず「書く」ものであるということ。
21世紀において、このことが強調されているのは見落とせません。
これはあくまでも推測ですが、今から半世紀の後には、
もしかすると「手書き」という行為が衰退してしまうかもしれません。
すべてはコンピューターが書き、
人はみな手で「書く」という感覚を忘れていくのです。
「書く」のは手でなく頭であると、
ごく当たり前の様に認識されてゆくでしょう。
こんな風に考えていると、やはり「魂」としか呼ぶしかない「あるもの」が、
しだいにこの世から失われて行く運命にあることに気が付きます。
「魂」を引き継いだり,「魂」をこめたり、「魂」を感じ取ったりすることは、
前時代的な滑稽として片付けられてしまうのです。
「魂」によって引き起こされる、徒労を越えた力のようなものは、
たぶん永久に失われてしまうのでしょう。
あるいは、それでいいのかもしれませんけど...。
本が出来上がったので、なんとなく。
かなり、「魂」こもってると。思う。
と、追記。
「魂」ってのは、愛情ってことねw
4 コメント:
発見。
こんにちは。昨夜はありがとうございました。結構楽しみました。しかし、人見知りが激しいがゆえ、静かすぎてごめんなさい…
あらら。見つかっちゃいましたか :)。
どうもありがとうございます。
昨日は遅くまで、どうもありがとうございました。
楽しんで頂けたのなら嬉しいです :))。
ああ、ボヌロさん、
『終わりの街の終わり/kevin Brockmeier』読みましたか?賛否両論ですが、私は好きです。
まだ読んでいませんし、ノーチェックでした。
むうん、確かにこれは面白そうな設定ですね。
近いうちにぜひ。
ありがとうございました。
現在はイアン・R・マクラウド「夏の涯ての島」中、ユイー氏のおすすめです。
書店でタイトルだけチェックした本でした。
なるほど。おもしろそうです。
少し前ですけど、「Y氏の終わり/スカーレット・トマス」おもしろかったですよーーー。
なんか、読書報告会みたいですね、ここw。
コメントを投稿