にわ

箱庭(はこにわ)

『小さなあまり深くない箱の中に小さな木や人形のほか、
橋や船などの景観を構成する様々な要素のミニチュアを配して、
庭園や名勝など絵画的な光景を模擬的に造り、楽しむものである。』



と、言うことは。
あたしが嬉々として作っているこれは、箱庭ではないワケね。

miniascape



小さな空間にちまちまと、
何かを詰め込んでることがめちゃくちゃ楽しいの!
こんな場所欲しいなぁ、という願望でもあります。

読書用のサンルームがあったら...。ヨダレものですね。気絶しそう。


少しの間なら好きにしていいとお許しいただいてるのです。
昨日、1000リンデンもするオブジェクトを衝動買いしてしまったので
それを使おうかな。
インした瞬間に気が変わるかもしれないけど!



永遠の森 博物館惑星 / 菅浩江

もし、妄想が大好物ならば、是非読んでみてください。
美しさの基準って、何だろうとか...難しいことは言わないで。
言葉通りに情景を浮かべてみると楽しいサーカスが見れるハズです。
ジャンルは何だろう、ファンタジー?SF?
もし、この本が好きならば、『五人姉妹』もどうぞ。
近未来の悲しくて美しい短編集。

eidetic


そういえば。
インワールドで景色を見ていても一緒にいる人とは同じものを見ているとは限らない。
今日、友達に "今の時間帯何にしてる?" って聞かれて今更。
そういえば、”プリセットは○○がオススメ” とか聞くもんね。

sunset

Flickrを散歩していても "ふーむ" " えええーーーっ” と唸ることしばし。
私はsunsetだったこの景色。パートナーは晴天の昼間だったみたい。

同じ場所を訪れた人たちのスナップショットを見ていると、
なんというか。”心象”のようなものを見せてもらっている気持ちになります。
自分に無い視点で、思いがけない色で(オオゲサ?)

またまたFlickrのお話になりますが、癖というかありますね。
あたしはスナップショットの角度。自分でわかってるw。
あと、少しぼやんとしてるのはそれが好きだから。
わざとですよ。撮ったものを加工してます。まるわかり。

そういえば、
むりやり繋げだけど盲目の写真家 Evgen Bavcar(ユジャン・バフチャル)
スタッフとの綿密な打ち合わせの上に撮られた作品だけれど、
これこそ心象じゃないかと。
初めて見た作品は、教会で光の残像のように残る人の影でした。

さぁ。ふりっこで、いろんな人の心象を見てこようっと。


365日空の旅 / Yann Arthus-Bertrand
電話帳より厚い写真集。空撮したいろいろな景色を365日分。
ココで覗けます。重たくて、手が切れそうだけど。大好きな写真集。

嵐の日のできごと

本を読むときは真面目です。
一部の人にはエロキャラで通っていますが!
(あぁ、一部じゃないかもしれない...)

embryo

ディビザデロ通り / マイケル・オンダーチェ

そうそう。
映画にもなった "イングリッシュペーシェント" の原作者の最新刊です。
物語の転機は嵐の日から始まります。
翻訳者にもよると思いますが、とても詩的な文章なのに感傷的でない。

んー。
映画のイングリッシュペーシェントは原作に比べてちょっとメロドラマ過ぎるのも否めないけど。

ディビザデロ通りの本文より
『わたしたちが何をつくるのか、なぜるくるのか...。
 どんな人に惹かれるのか、なぜ忘れることができないのか。
 すべてはコラージュであり、遺伝でさえそうなのだ。
 わたしたちのなかには他人が隠れている。
 短期間しかしらなかった人でさえ隠れていて、
 わたしたちは死ぬまでそれを抱え続ける。』

小説の前半に主人公達の育った農場が描写されているのですが、
上のスナップショットとは...w。
スナップショットを撮るときのプリセットを変更できるように、
読み手の想像力でどんな風景にも見えるような美しい言葉が並んでいます。

あたしも、まだ読み終わってないの。
急いで読むのがもったいなくて。

満ち潮警報

昨晩、回っていない方のお寿司食べました。
あなご、おいしかった!

遅くにみおさんと世知辛い世の中について話をしていたら
オーナーさんから警報が入りました。

今日、土曜日か明日の夜。
再びギャラリーが海に沈みます。

iPhoneのアプリを買ったらBGMアルバムをダウンロードできて、
それがまた満月に似合いそうなのですが、ラジオ知らないので!
(ちなみにココで少し聞けます)
お好みの音を持ってご集合ください^^。

IMいただければ満ち潮の始まりにTP送ります。



うつくしい人

この週末、RLでは桜が狂い咲きしていました。
自宅の近くにある川沿いの桜を見ながら散歩して、
次の日には以前住んできた小さな湖の周りの桜を見ました。

なんでしょう、
こう、狂ったように咲いている桜を見ると
背中のあたりがむずむずするみたいな。
木の周りの空気がピンク色に霞んで見えて
それを吸い込むと何か得体の知れないものを取り込んだ気持ちになります。
特に、夜。


iPhone cam

木の下で宴会をしている人たちを見ると
きっと、その何かに取り付かれているんじゃないか!と思うことしばし。


インワールドでもマップがピンクに染まるくらいに桜がきれいな場所があります。
そこにはピンク色の靄はなくて、安心してお花見できたりしてw。


サブジェクトのうつくしい人ってのは、いつものごとく全然内容に関係ありません。
言葉だけね。



うつくしい人/西加奈子

積ん読(つんどく)してある中の一冊なので
内容はまだ。
ちょっとぱらぱらしたところでは”疲れた”人のお話みたいです。



ほとんどチャットだけで会話するインワールドでも
『あぁ、この人はきっとうつくしい人だ』と思える人がたくさんいます。


そそ。
あなたは美しい人なのです。誰かがあなたを美しいと思っている限り。